親愛なるT君|香珈房Blog     

2014年6月24日火曜日

親愛なるT君

“曇りなき 心の月を 先立てて
   浮世の闇を 照らしてぞ行く”

有名な戦国武将、伊達正宗の辞世の句です。


私が津山から大阪に戻る際、

友人T君がメッセージカードに

この句を書いてくれました。


なんでこの句を書いてくれたのかはわかりません。

その句に対するコメントも

「う〜ん、かっこいい」

だけでしたし(笑)

城巡りが趣味の彼のことですから、

ただ自分が好きな言葉を書いてくれただけなのかもしれません。

でもですね、

伊達正宗についてほとんど知らない私でも、

“どくがんりゅう”が

“独眼流”ではなく、

“独眼竜”であることを

最近まで知らなかった私でも、


乱世の時代、

困難やうまくいかないことも多々あったであろうに、

“曇りなき”なんて言い切っちゃうところや、

“心の月”っていう絶妙な表現に、

確かに感じるところはあったわけで。

なんとなーく、覚えていたんですね。


先日久々に津山に行く機会がありまして、

思い出しました。


T君の結婚式でした。


ということで、
この場を借りて改めて、

心からおめでとう。
どうぞお幸せに!