今週末は寒くなるみたいですね。
みなさま、お気を付けください。
秋田県を代表するお漬物「いぶりがっこ」。私も燻製をする際には必ずたくあんを使っていぶりがっこもどきを作りますが、本場のはやっぱり違いますよね。これからの冬の時期に生産の最盛期となるいぶりがっこですが、こんなニュース記事がありました。
今年6月に食中毒への対策として改正食品衛生法が施行されて、いぶりがっこの製造販売には保健所の営業許可が必要になったそうです。
昔ながらの生産法を受け継ぐ生産者は、農閑期に小屋で作っているケースが多く、衛生基準を満たすには多額の改修費が必要となるため、続けるかどうか悩む生産者が多いとのことでした。
生産者の9割は小規模で、ご高齢の方も多く、後継者もいない中で多額の改修費をかけてもいつまで続けられるかと考えると、そりゃ悩みますよねという感じです。
工場で作られる一定の味のいぶりがっこもそれはそれでおいしいとは思いますが、地元の農家の方が手作業で作っている、それぞれの逸品を楽しめなくなるのは、かなり残念ですよね。
いぶりがっこ、伝統の味ピンチ 衛生基準導入、高齢農家「何年できるか」―秋田(JIJI.com、外部サイト)