住宅街を通り抜ける道中、子供と小さな雪だるまを作る家族を結構見かけた。
微笑ましいなと思いながら歩いていると、
おそらく50代くらいであろう
おじさまが一人、
雪だるまを作っていた。
真剣に、
雪をせっせと集め、
土台となる部分をパンパンと固めていた。
その黙々と作業をする ―そう、仕事で作業をこなしているみたいに淡々と―
その姿が哀愁ありすぎて、
その姿が哀愁ありすぎて、
ふふって内心なったものの、
この辺りでは年に一度積もるかどうかの雪。
表情には表れてなくても、きっとテンション上がってるんだろうな・・・違うかな。
道を急いでいた私はそのおじさまのことはすぐに忘れてしまっていたのだが、
道を急いでいた私はそのおじさまのことはすぐに忘れてしまっていたのだが、
晩になってふと思い出した。
その後、雪だるまは完成したのだろうか。
どんな雪だるまだったのだろう。
同じ道で帰ってくれば見られたのになと、
同じ道で帰ってくれば見られたのになと、
ちょっと思った。