ジャマイカの小話|香珈房Blog     

2015年3月6日金曜日

ジャマイカの小話

かのブルーマウンテンで有名なカリブ海の島国ジャマイカ。この国名は、「木と水の国」を意味する先住民の言葉から来ているのだそうです。
その名の通り果物の木に最適な南国の気候や産出的な海に囲まれてもいるので、たとえ貧乏な家庭でも食べるのに困ることはあまりないといいます。
恐らく元をたどればソースは同じなのでしょうが、垣根もない広大な果物農園を持つジャマイカの人とのこんな会話について何度か読んだことがあります。

「農園に見張りの人はいないのか」
「そんな者はいないさ」
「バナナは盗まれたりしないのか」
「盗まれるさ。だからジャマイカには餓死した者がいないんだ」

こんなシンプルな考え方でいられたらいいなーと純粋に思います。もちろん、ジャマイカにもいろんな問題はあるんでしょうけれど。

つい先日まで確定申告のため、ため込んでた伝票や領収書の整理入力に追われ、夜中に「あれー?この仕訳どうすんだっけー」となって、調べても「うー、もう頭働かない~(-“-)」なんてなりながらようやくそのストレスから解放された私の頭は「しばらく難しいこと考えたくなーい症候群」な訳でして。
今日、別の仕事のため移動中に住宅街を通りかかったら、おじいちゃんが庭の綺麗に咲いた梅の木をニコニコしながらスマホで撮っていて、横を通りながら何だかその姿に癒され、そしてぜーんぜん関係ないのに先述のジャマイカの話を思い出した次第で。